スティーブ・ジョブス 神の交渉力 気ままにレビュー

September 29, 2008
「スティーブ・ジョブス 神の交渉力」という本を読みました。
日本に一時帰国された小生の上司の方に貸していただいた本なので、返さねばならないためちょっとメモ代わりに。
読み始めて感じた印象は「何?この本、ジョブス批判の本か?」と思う程ジョブスの日本語でいう”悪行”に近い事例が紹介されていました。
小生が、最近本気でジョブス信者だったため、本自体を焼いてしまいたい衝動に駆られましたが、借り物のため(というか人として)躊躇することができました。
本にも出てきますが、時にはミーティングの場で資料をゴミ箱に投げ捨て、時には大事な会議に数時間遅れた上に貶して帰り、時にはマスコミに激怒してすっぽかし、時には人を平気でだます。
日本人からすれば礼儀知らず、しかし、ある意味日本人が確実に持っていないものなのかもしれないと思う人としての一面。
読み終わっても印象として強いのがジョブス自信がどれだけ自分勝手で横暴で恩知らずかという印象、しかし、その一つ一つの要素が振り返れば自身の考えを実現させるための手法であると認識することができました。
ジョブスの横暴を徒然と掲載されている一方、小生自信が抱いたジョブスの印象としては、ジョブスが極端に突飛しているのは二つ、「野望を実現させる能力」と「自信のブランディングコントロールの特質」です。
一つ目の要素については、ジョブスのプレゼンをyoutubeでも他の動画サイトでも何でもいいので一度見ていただければわかります。
製品紹介や売り上げ公開の場などで、なぜにスピーチの最後にスタディングオペレーションが鳴り響くか、最後の観衆の態度をみるだけだと、すばらしいオーケストラかライブが終った後に見えることでしょう。
とにかく、ジョブスの一言一言は心を鷲づかみを通り越して包装される思いに襲われます。
二つ目の要素は本にも記載されている一例を見ると理解できるかもしれません。ジョブスはアップルに戻った時に、”年俸一ドル”という時代があったらしいのです。はじめ見たときは印刷ミスかwritingミスかと思いました。
しかし、その目的としては以下引用
「大金を稼ぐためにアップルに戻ったのではない、アップルに戻ったのは自分が作った会社が倒産の危機にあるときに、何かできることがあればと思ったからだ。無報酬でもよかったと思っている」
思考がおかしいと思う一方、この行動でどれだけの信用を勝ち得たのかと考えると、身震いせずにはいられません。本の裏表紙にも書いてあるのですが”嫌われ者なのに、ファン増加中”。小生も大ファンです(笑)
この本に書かれている内容や推測が全てだとは決して思いませんが、要所要所は自分に当てはめつつ、カナダワーキングライフに役立てようと思いました。

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comments(1)

実にジョブズは愚物かつ、将来ヒットラーと並ぶような悪質さで語られるだろう。(と私は思う。)事実は考察され明らかになり、歴史的に評価されるだろう。日本人の組織的いじめやハラスメントに匹敵する、本質的な暴力、それをカリスマと言って慕う、集団もしくはシンボリズム心情。人間社会の一端を見るようだ。

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カナダのバンクーバーに渡り、早3年目に突入。移民申請を行いながら、制作現場から悶々と広告についての考えを巡らせる日々。この多人種国家で、様々な人と出会い、色々なことを学ぶ小生の気ままなメモ的なブログです。
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