ソサイエタル・マーケティングってなんぞや

October 16, 2008
皆さんはソサイエタル・マーケティングという言葉をご存知だろうか?
一昔前までのマーケティングの大きな目的は「顧客満足」と「企業利益」に収縮されてきた。
当然の意識傾向と考えられるが、近年は、目的のひとつに「社会的な幸福(利益、ベネフィット)」が存在するといわれており、それを総称として”ソサイエタル・マーケティング”と呼ぶ。
例を挙げれば、資源不足や環境汚染なんかに取り組んだ対策と利益取得、下の記事なんかいい例なのではないかと思う。
眠れる資源に先手 中古トラックエンジン再利用促進
上記記事は、海外に点々と存在する中古トラックのエンジン、これを再利用し新たな製品として生み出す。
つまり順を追えば、
1、資源の再利用(社会的幸福)
2、製品化、サービス化
3、顧客満足
4、企業利益
という枠組みが完成する。
ここで考えてると、満足を得ているのは”企業”、”顧客”(ここまでは従来の”満足”)そして”社会”(これは資源再利用による社会的な満足)という構図が完成する。
その他にもソサイエタル・マーケティングを実践している会社はいくつも存在しており、牛乳パックから瓶回収へ、東京農工大学の牛の糞からガソリン生成だとか再利用の梱包材を使った化粧品会社なんかも有名だと思う。
必須マーケティング要素とまではまだまだ行かないかもしれない。
ただ、偽善に聞こえること覚悟で言えば、そもそも、自分達の住む場所、生きる環境、根底を挙げればそもそも社会の一員として、このソサイエタル・マーケティングたる要素を無視し、自分達の利益のみを追求する会社に、将来などあるのだろうか?最近広まって来ているCSR(企業の社会的責任)を提言する企業等もソサイエタル・マーケティング実施の一貫といえると小生は認識している。

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カナダのバンクーバーに渡り、早3年目に突入。移民申請を行いながら、制作現場から悶々と広告についての考えを巡らせる日々。この多人種国家で、様々な人と出会い、色々なことを学ぶ小生の気ままなメモ的なブログです。
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