さて、小生。16の時に企画案を出してグダグダになりながらこれまで本当に色んな場面で、WEB制作を中心に提案や企画を行ってきました。
そんな中で、やっぱり誰がなんと言おうと年齢の壁は大きいわけです。「所詮○○歳の若年野郎の考える企画」。前提にはこのレッテルは絶対に張られています。そんな中で、小生なりの反省と共に、良い「企画提案ができるようになる」という前提での考えをまとめさせていただきます。小生はこんなことを考えながら企画をする。という考えまとめとしてみてもらえれば良いです。
これはいつも思うことですね。企画提案を生業としている人たちをずっと見ながら育ってきた小生にとって、最も優れたプランナーは常に社内の人間に自分の進もうとしている道を示すのが上手なんです。
この記事を読んで感じた部分でもありますが、何かを企画でも提案でも目標でも、本当に何でもそうですが、周りに自分の意思と、思いを伝えるためには何とかして、ゴールにいる企画を思い浮かべながら、そのゴールにいる企画を内部の人間とどう共有するかというのが非常に大きなポイントだと思っています。
大体、企画を失敗させたり、何か問題を起こしたりする人は、周りとの意識共有の出来ていない、マスターベーションが大好きな人が多いと思うんですよね。
「自分はこんなに大きなことが出来る企画を持っているのに!なんでみんな付いてきてくれないんだ!」
それはその目標が周りにとってはぶっちゃけどうでもいいか、まったくゴールが見えていないからです。企画が通る、通らないのはなしの前に、沢山の人に見てもらい、沢山の意見を聞いて、その全てを企画書に盛り込みましょう。
例えば、QA式にして、これまでに上がった懸念と疑問などの項目を設けてもいいと思います。ここで意識しなくてはいけないのは、沢山の人に意見をもらうのはいいが、仮にその意見が的外れだったとしても、「あなたの話を聞いて、こういう懸念が晴れた」という意思表示をすることです。
とにかく大事なのは、自分の見ているゴールを他人と共有すること。
正直、若ければ若いほど、この共有しようとする意識は相手に届きにくくなる。それは、短に経験値の差もあるかもしれないですが、それ以上に、心理的な何かが影響しているとしか私は考えられないのも事実です。
「内部の人間に企画をするんだから、企画書とか提案書なんかいらない。そんなのタイムロスになるだけだ。」それがまかり通るのは、歳食った人だけです。
そもそも、経験値が低い若年層にとって、なんの資料も説得材料も持たずに相手に伝えたところで、「まぁーたこいつなんか言ってるよ」程度にしか受け止められません。これは私だけの話ではありません。企業全体が若い層で占めている会社は例外を耳にしたことがありますが、年功序列の基盤がしっかり出来上がった会社では、ただ短に話をしたところで、通じはしないと思った置いたほうがいいでしょう。ただ、これは一概に、聞き手が悪いといっているわけではありません。
そもそも、10年、20年経験を積んできた人たちと、言葉の重みが違うのは当然なのです。なので、私が心がけるのは、たとえ社内プレゼンだろうが、なんだろうが、自分にとっての完璧を資料や目に見える固有の形に残すことです。
自分が今の知識と情報で行える最大限の事前調査。そして市場調査、展開、プロジェクトフロー、ワークマップ、ガントチャート。多ければ多いだけいい。その中の資料の5、6個は使い物にならないでしょうし、目も通してもらえないかもしれない。
しかし、その資料を出した、自分の最大限であるものを作った、提案したという実績が後に役立ってきます。これは結構な相乗効果だと思っていますが、若年の人間が素晴らしいものを作れば作るほど、キャリア組みの提案の質や熱意が高まってくるのです。
逆は若干ハードルが高い。というのも、例えば上司が自分より良い給料をもらって、良いポジションと地位を持っている。だから、気合もいい資料も、提案も出来て当たり前。そんな考えが心理的な部分で絶対に誰でも働いている物です。確固たるリーダーシップを持った人でなければ、部下を引っ張ることは出来ないとは言いますが、その背景の一要因として、この考えもあるのではないでしょうか。
企画提案時に、なかなか聞かない項目として、「責任」というワードが浮上します。これは、企画提案をするのはいいが、誰も責任は持ちたくないという企画と提案の多さを示すものでもあると思います。
特に若年はそう、会社のポジション的にも、財布の中身的にも、責任を持ってプロジェクトを行えるバックグランドが無いから当然です。
しかし、本気で若い世代が自身の企画や立案したものを世に出したいと考えているのであれば、自分の腹割ってでもそのプロジェクトを発足する気合と根性が大切だと、小生は考えています。土日、祝日が潰れるかも知れない、ゲームなんてやってる暇は無くなるかもしれない。デートにいけなくなるかもしれない。プライベートに支障が出ないかといえば、そんなの無理でしょう。
しかし、企画提案を行い実施するときはいつもそうですが、提案や企画に賛同してくれる人は、自分のゴールさせ共有できれば必ず集まります。この人たちは貴方の企画に対して、同意、もしくは共感してくれた人たちであり、貴方と同じポテンシャルを持っていると判断しても過言ではないでしょう。赤の他人の企画、そして若年者であるほど、この人たちのありがたみも、やる気も、一緒に突き進む促進力も何もかも何倍にも膨れ上がります。
私も企画や提案を行ってきましたが、この人たちへの感謝の気持ちはいつも忘れません。なぜなら、「上司だから」とか、「年配だから」とかそういう、「しょうがないからやる」という意識ではなく、本当の意味で、「その企画がおもしろいから」、「きっと大きいことがその企画で可能だから」という、ゴールを共有して進んでくれる人たちだからです。
感謝せずにはいられなくなります。
これは私的な意見ですが、中には「働いてるんだから、ついてきてあたりまえ」という意識を持った人も少なくはありません。「こういうことやるから、よろしく」な人は多いです。
一体ゴールはどこなのか?何をすれば成功なのか?それをやるメリットは?なんでそんな面倒なことやるんだ?若い人間は常々、こんなことを考えていることが多いのです。しかし、目には見えない抑止力は若年層にとって大きい。しぶしぶやる。という流れです。
何か意見は?なんか言われても(小生は最近はがんがん言って怒られますがw)、いえるはずがありません。そもそもゴールも見えていないのに、自分達の立ち居地も確認できていないのに、企画自体に対しての意見など思いつきもしないのです。
そのゴールについて聞いても、軽くあしらわれる。「あー、それは大事だね。うん、じゃぁ、次。」見たいなノリです。言うだけ無駄なんです。
これはあくまで、提案者が最悪だったパターンのことです。優れた企画者提案者は、まず、ゴールと目指す方向を共有することから始めます。その方法はまちまちですが、小生は上記のような資料と、やる気をどうやってみせるか、そして肝心の話をどうやって聞いてもらうかを最大限考慮します。
これは誰にだって言えることですが、企画を行う歳には、最悪のケースを同時に思い浮かんでおかなければ成りません。あえて言うなら、これは若い人間であればあるほど大切だと思っています。
若年層のこの思考は、「最悪のケースに備え、予防線を張っておく」なんて甘っちょろい物じゃ済まされません。
「このケースにちょっとでも触れそうであれば、この企画自体を考え直す。」位の意気込みがないといけないのです。それは当たり前ですが、責任が取れないからです。辞めるか、企画を破棄するしかありません。そうなっては信頼も失う。企画と信頼は常に比例している物。将来を担う若い世代は今、その信頼を失ってはいけないのです。
「じゃぁ、企画自体しなければいいじゃない。」
そんなの、つまんないじゃないですか(笑 ← ここは、もはや人によるでしょうね。
以上が、小生が企画をする、提案をするというときに常に考えていること、今季ちょっとだけそういう機会があったので、まずは思慮思考をまとめておこうと思ってアウトプットしておきます。
最後に付け加えておけば、これらは若ければ若いほど可能性が見えてくる世界でもあると思います。「若いから企画が通らない」と嘆くのではなく(難しいですがw)、その経験を今の時期に行うことができることにも、また感謝しなければならないでしょうね。その企画をする場をそもそも与えてくれるのは周りの環境であることが多いのですから。
では、よい企画ライフを。
内容(「MARC」データベースより) 社会人の必修科目「企画」の立て方について、基礎的な姿勢から、具体的なノウハウ、企画会議を有利に進める方法まで、今をときめくテレビ界のヒットメーカー・おちまさとが伝授。これでもう企画会議も怖くない! 出版社 NHK出版 編集担当より, 2003/05/25 企画立案マニュアルの決定版! 本書は、稀代のヒットメーカー・おちまさとがプロデュースした文字通りの「企画の教科書」です。誰にでもでき、どこにでも通用する、骨太な企画立案マニュアルです。企画立案の心構えから会議への通し方まで、大真面目に、詳細に解説しています。練習問題、用語解説、五月女ケイ子の刺激的イラストが満載。これでもう、企画には悩まない!
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カナダのバンクーバーに渡り、早3年目に突入。移民申請を行いながら、制作現場から悶々と広告についての考えを巡らせる日々。この多人種国家で、様々な人と出会い、色々なことを学ぶ小生の気ままなメモ的なブログです。
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